これからクロスバイク・もしくはロードバイクを購入して配達をしようと思われている方で特にスポーツバイク初心者の方向けの記事を書きたいと思います。
- ロードバイクとクロスバイクどっちが良いのだろう?
- 初めてだからどこのお店で買えば良いか分からないし、買った後のメンテナンスはどうすれば良いの?
- どの位の値段の自転車を購入すれば良いのか
上記の事などで迷っていて自転車購入検討中の方に役立たればよいかと思います。
Uber Eatsの配達パートナーを初めてからクロスバイクを購入して現在はロードバイクに乗っています。
なので僕もほぼ初心者なのですが、僕が体験した事や感じた事などを共有して皆さんのお役に立てればと思います。
Contents
クロスバイクとロードバイクの違いについて
簡単にまとめます。
ロードバイク
=フレームの作りがスピード重視。また、ロードバイクの中にもレース用やエンデュランス用のものなどに分かれている。
※エンデュランス→おそらく長距離専用の定義かと思います。ハンドルとかも比較的高めにあって姿勢がきつくない仕様になっているイメージがあります。
クロスバイク
=マウンテンバイクとロードバイクの中間のスポーツバイク。フレームの作りがロードバイクとは異なっている。どこかのブログにはクロスとロードはそもそもフレームの作りが違うので比較する事自体がナンセンス・・・・と書いてありましたが、ちょっとこれに同意ですネ。
ちなみに僕はクロスバイクを購入してから3ヶ月くらいでロードバイクに乗り換えました。
クロス・ロードバイクどっち買えば良いのかと思われてる方へ
僕が思うに、スポーツをする事・体を動かす事が好きな人は断然ロードバイクの方が良いと思っています。
というのもクロスバイクよりロードバイクの方が色々なハンドルポジションがあり楽しい(個人的に)です。
現時点で体のスペックが下記の人であればロードバイクの方が楽しく乗れるし、トレーニングをすればするほど速くなっていくかと思います。
・ランニング10キロを1時間くらいで走る事が出来てそのタイム・ペースがそれほど苦ではない人
・体脂肪が20パーセント以下の人
ちなみにクロスバイクが駄目という訳ではなく、身体能力が高い人や自転車慣れしている人が乗れば100km以上のロングライドも出来るでしょうし、スピードも速いかと思います。
ただスポーツ自転車が初めてでなおかつUber Eatsの配達パートナーを始める予定で、クロス・ロードバイク、どちらかを迷っている方であれば思い切ってロードバイクの方が良いんじゃないかなという僕の主観的な意見でございます。
それでは具体的にロードバイクの良さを書いていきましょう!
ブレーキがクロスバイクよりも良い!(個人的に)
クロスバイクはVブレーキというものを使っております。こちらはガツンとブレーキが効く感じですね。
ロードバイクはキャリパーブレーキというものを使っているのですが、こちらは徐々にブレーキが効いてくる感じ。感覚としては車や二輪車のブレーキに近い感じかと思います。
調整がクロスバイクより容易
個人的にはブレーキの調整はロードバイクの方が楽で、ブレーキシューの減りがクロスバイクより遅いかなと思います。
また、クロスバイク・ロードバイクは簡単にホイールを外す事が出来て、輪行も容易に出来る乗り物なのですが、これもロードバイクであればクロスバイクよりも容易に出来るかと思います。
クロスバイクの場合は一度ワイヤーを外さなければホイール脱着が出来なかったと思いますが、ロードバイクであれば特に工具の必要なく出来ます。
輪行とは?
自転車のホイールを外し専用バッグなどにコンパクトにした自転車を入れ電車などで持ち運びをする事。・・・・一回もした事ないぞ。
僕も輪行で四国あたりまでいってゆるりとサイクリングして見たいぃぃ。
変速がロードバイクの方が楽
クロスバイクはフロントギアが3段・リアのギアが8~9段というスタイルが多いですが、ロードバイクはフロント2段・リアギア7~11段というのが基本で、ギアはコンポのグレードによって異なります。
また変速のレバーもクロスバイク・ロードバイクで異なります。
タイヤがクロスバイクよりも細いものを使っている為速い速度が出しやすい
クロスバイクはタイヤが28C以上のものがほとんどですがロードバイクですと23・25Cのタイヤが一般的です。
僕はいつも25Cのタイヤを使っていますが、細くて危ないな、と思った事はなく今までに転倒などもした事はないです。
雨の日に走っている時はマンホールなどの溝があるところでは極力気をつけて走っています。
クロスバイク・ロードバイクの値段について
クロスバイクはフレームの素材と使っているコンポで値段が異なってきます。
コンポとはコンポーネントの略で自転車に装着されているパーツの事です。
ざっくり分けますと
- 初級者のロードバイク 8万円〜12万円くらい
- 中級者のロードバイク 12万円〜15万円くらい
- 上級者のロードバイク 15万円以上
私的ではありますがこんな感じになるかと思います。
初めてスポーツバイクを購入される方で初心者入門のクロス・ロードバイクを検討している方で購入判断要素としては・・・・
・アルミのフレームを使っている車体で総重量が10,5kg以下の自転車
・ロードバイクであれば最低クラリスというコンポを搭載しているもの
上記以上のスペックを持っている自転車をお勧めします。
クロスバイクであればメーカーや製品によって、ロードバイク用のホイールをそのまま付けれるものがあるので、もし購入した後に良いロードバイクのホイールに変えたいと思った時に、あらかじめその行為が可能かどうか調べといた方が良いかと思います。
ちなみにロード用のホイールを付けれるかどうかはフレームのエンド幅というものを調べる必要があります。
僕の例で言いますと、最初に購入したGIANT ESCAPR RX2(2018)のエンド幅はロードバイクと同じ規格の130mmであった為、後ほど中級グレードのホイールを購入してそれをRX2に付ける事が出来ました。
GIANTさんのクロスバイクであれば大抵130mmなんではないかな・・・・
アルミフレーム
アルミフレームの中でもいくつかランクがあり、簡単に言いますと初級・中級・上級グレードのアルミがあります。
こちらのページにGIANTが作っているフレーム素材について記載されておりまして、だいたいどこの会社もこんな感じでアルミフレームのグレードが分かれいるかと思います。
ロードバイクのコンポ
- デュラエース (DURAACE)
- アルテグラ (ULTEGRA)
- 105
- ティアグラ (TIAGRA)
- ソラ(SORA)
- クラリス(CLARIS)
- ターニー(TOURNEY)
数字が低い方がグレード・価格が高くなっております。ターニーのコンポに関しては8万円〜クラスの初心者用のロードバイクについてるのをあまり見た事ない為、購入判断要素として省かせて頂きました。
それでは次から僕が個人的に良いなと思ったバイクを紹介していきたいと思います。
初心者の方におすすめのクロス・ロードバイク
値段・使っているコンポなどを考慮してスポーツバイク初心者の方に手が届きやすい自転車を紹介致します。
ロードバイク編
6万円から10万円くらいで購入できるロードバイクを紹介したいと思います。ではいきましょ〜。
NESTO FALAD 価格:66,000円(税抜き) メインコンポ:ターニーメイン
なんと7万円以下でロードバイクが購入出来て重量も9,7kg。もうこれで良いのではないか・・・・と思ってしまうくらい。
NESTO ALTERNA 価格:89,000円(税抜き) メインコンポ:ソラ(SORA)
使っているコンポがクラリス(CLARIS)ではなく、ソラ(SORA)を使っており、重さは9,0kg!!!
これはなかなか良さげですね。
Khodaa Bloom FARNA 700-Claris 価格:85,000円 メインコンポ:クラリス(Claris)
主なメインはクラリス(Claris)ですが、これは何点かおすすめなポイントがあります。
◆”AL6011 EAST-L”という中級グレードのフレームを使っている。
普通この価格であれば初級グレードのアルミ、6061というアルミを使うのですが、こちらのバイクはより良いアルミフレームを使っているようです。
◆メインはクラリスで、ブレーキ・ホイールもシマノのものを使っている
- ブレーキ:SHIMANO BR-R2000
- ホイール:SHIMANO WH-R501A
通常ブレーキはコストを下げる為に、シマノではなくて他のメーカーのを使っている事が多いのですがこちらはシマノのクラリスのブレーキを使っております。
またホイールに関してもいわゆる鉄下駄ホイール(なんかとりあえず重いホイールの事を言うようです)が最初からついているのですが、こちらのホイールは同じ鉄下駄ホイールでもシマノのホイールを使っています(僕の調べた限り恐らく重量は前後で2000g)。
例
僕が持っているGIANT CONTEND SL2はメインがティアグラのコンポなのですが、ブレーキが他社のを使っておりまして、これがまあ本当効きづらい・・・・
よくロードバイクを購入したらブレーキだけは105以上のグレードのものをつけとけ!と言われるようですが、これ本当、最初からそうしといた方が後々楽です。
ただ、ブレーキが効きにくいものでもブレーキシューだけでも良いものに変えれば結構耐えれます←今までこの状態ですが、最近やっと105のブレーキに交換しました。
◆85,000円(税抜き)という価格で重量9,4kg
通常この価格のロードバイクでしたら重量が10kg以上のものが多いかと思います。が、こちらは9,5kg以下。気持ち的になんか嬉しい。
クロスバイク
さて次はクロスバイク編です。いってみましょう〜。
KhodaaBloom RAIL 700 価格:60,000万円(税抜き)
重量が9,4kg、フレームもKhodaaBloom FARNA 700-Clarisと同じフレームを使っており、下記の付属品が付いてきます。
付属品:ベル、リフレクター、バッテリーライト、キックスタンド
これは僕も欲しい・・・けどあとプラス3万でFARNA 700-Clarisが買えちゃうからな・・・・
NEST LIMIT2 価格:48,000円(税抜き)
重量が10kg切りの9,9kg。こちらも下記の付属品が付いてきますので、車体の値段だけでとりあえず乗れちゃいますね。
付属品:ライト・ベル・リフレクター・スタンド・バルブアダプター
GIANT 2020年モデルのESCAPE RXシリーズ 価格:65,000円(税抜き)〜
2020年モデルのESCAPE RXシリーズは全て前のギアが3段から2段のギアになりました。これはよりロードバイクに寄せて作ったのかな?というところ。
2018年モデルのRX2を持っていたのですが、前のギアは3段で主に2段目のギアしか使っておらず、こんなにギアいらないな〜って思っておりました。なので、この変化は個人的に嬉しいですネ。
ESCAPE RXシリーズはALUXX SL-Grade AluminumというGIANT独自の中級グレードに当たるフレームを使っております。
僕が保持していた時に乗っていても、乗りやすくてスポーティーな感じがしました。
自転車、どこで買えばいいの?
家の近所に信頼が出来て話しやすくて親身になってくれる自転車屋さんがあるのであればそこが良いと思います。
がこの記事はUber Eatsの配達パートナーをする予定・もしくはしている方向けの記事であります。
なので、僕がおすすめする自転車屋さんは・・・・サイクルベースあさひです。
というのも東京であれば店舗が多く、修理などの依頼がしやすく、なおかつ工賃も比較的安いからです。
僕の体験談
某自転車屋さんにシフトワイヤーのインナケーブルを頼みましたがそこは3,000円。サイクルベースあさひさんだと1500円くらいでした・・・・この差は一体・・・・
サイクルベースあさひで購入するメリット
上記に挙げた僕が紹介したクロス・ロードバイクはあさひさんの公式HPを見た限りどれも取り寄せ無料で店舗受け取りする事が出来るようです。
また、購入時にサイクルメイトという保証に入る事が出来るのですが、これが割と良さげなんです。
サイクルメイト
店舗で購入または自転車を注文して店舗受け取り時に加入でき、5万円から29万9,999円の自転車であれば税込5000円で加入できます。
では付いている特典を順番に。
盗難保証がついている
1年目が自転車税込本体価格の20%の負担金、2~3年目が自転車税込本体価格の40%の負担金で盗難された自転車が新車で保証されるサービス。
5000円のサイクルメイトでこの負担金であればまあ良いのではないでしょうか。
傷害保証・賠償保険責任保証
この保証に関してはあまり魅力的なものではなかったので、まあとりあえずあるかなくらいの気持ちで受けてめて別の保証にも入っておくのが良いかと思います!!
特に東京はカオスなので自転車保険には本当に入っておいた方が良いと思います。
防犯登録料込み
サイクルメイトの料金に防犯登録料が含まれます。
無料点検
僕がいいなと思ったのはこのサービスです。
重要箇所全ての点検と調整を行うサービスの料金はあさひさんだと税込3,000円かかるのですが,サイクルメイトに入っていれば3年間の間無料で何度でも点検してもらえます。
スポーツ自転車初心者の方でたくさん乗っていれば色々と不都合が出てくるかと思いますが、もし近くにあったり稼働している時に何か起きた場合は、サイクルメイトに入ってれば点検や相談に乗ってくれるかと思うんです(・・・あ、でもあまり都内中心のエリアにはあさひさんが無かったな・・・)。
自動車やオートバイに比べると自転車はある程度自分で整備出来てしまうかと思いますが、シビアなところはやはりプロに任せるのが一番かと思います。
修理工賃10%OFF
あさひさんは比較的工賃が安めかと思いますので、さらに安くなるのは嬉しいかと思います。
自転車は乗れば乗るほど買えなければならないパーツや整備が必要な乗り物です。もしUber Eatsの配達パートナーをされる方であればお得になるかと思います。
あと、出張修理引き取り・お届け無料というサービスもサイクルメイトに含まれておりますが、こちらでは詳しく書きません♩
自転車購入時のサイズ合わせについて
自転車を購入する時に自分の体格に適したサイズを選ぶ事はかなり重要かと思います。
プロスポーツショップであれば購入前に股下や手の長さなどを計り、そのデータを元に欲している自転車の的確なサイズを教えてくれる事が普通かと思います。
が、おそらくなのですがあさひさんではそこまで厳密なサービスはしていないかと思います。
なので、もしサイクルベースあさひで自転車を購入する予定の方であれば、
・希望の自転車の取り扱いや取り寄せが出来るかどうか確認(これはあさひさんの公式HPから取り扱いのある自転車をほぼ確認できるかと思います)
・もし自転車のサイズに不安がありどのサイズを購入すれば分からない場合は、フィッテイングサービスしてくれるショップで計測して自転車のサイズを出す→こんな感じのです
上記の事をしてから注文手続きされた方がよろしいかと思います。
また仮に、フィッティングサービスを受けた場合ですと、自転車のサドルの高さや位置をプリントした紙をもらえるかと思いますので、購入時にサドルの位置で迷わなくてすむかと思います。
スポーツ自転車のサドルの高さについて
これ個人的に結構重要かと思います。サドルが低すぎると膝ばかり使ってしまい、恐らくすぐ疲れるから乗っていて全然楽しくない・・・・という結果になってしまいます。
なので最初のうちは、お金を払ってでもフィッティングはしてもらいましょう!
ちょうど良い位置であれば膝はほとんど使わずにペダリングする事が出来るようになるかと思います(慣れも必要かと思いますが)。
自転車にリアキャリアをつけて配達される予定の方
上記の方の場合は、購入予定の自転車にダボ穴というキャリアをつける時に必要な穴がついてるかどうか確認されてから自転車を購入する事をおすすめ致します。
ロードバイクにキャリアを付けたらUber Eatsの配達がかなり楽になった▼改めてクロスバイク・ロードバイクの違いやおすすめのバイクの記事を書きました▼
まとめ
個人的にはやはりロードバイク押しです!特に運動好きな方であればなおさらですネ。
この記事が皆さんのお役に立てれば超絶嬉しいです。
あ、言い忘れましたが楽しい事だけではなく、かなり危険と隣り合わせでもあります。が、基本的に交通ルールを守っていれば起こる必要も無い事故は防げますのでどうぞ楽しい自転車ライフを送って頂ければと思います。それでは。